気軽に使えるテーブルはまずはお手頃価格であること。
栃木名産の八溝杉を使ったテーブルは40mm以上の厚みもあり、見た目の存在感も十分です。それでいて実は軽いので、移動も扱いもラクです。さらに、本来、建築材として使用されることが多いため、流通量も多く、必然、価格も輸入広葉樹材に比べて半額以下ととてもリーズナブル。
八溝杉に見られる特徴
栃木県・茨城県・福島県の県境に、標高1022mの八溝山(やみぞさん)があり、この周辺の山々は八溝山系と呼ばれます。この八溝山系で伐採された材木は「八溝材」(注文家具)といい、国産材の八溝杉はその一つです。この地域では江戸時代から森林の保護育成が行われ、明治末期には急速に造林が進みました。 ・素性がよく狂いにくい ・木目が美しい ・赤身の色が美しい ・曲げに強い ・アカネトラカミキリムシの被害がない といった点から、関東きっての良材として、木材業界では高い評価を受けている樹種で、加工された後も水分の吸収、放出を行い、伸縮を繰り返します。接着剤を使わない無垢材は、天然のままの素材だからこそ得られる安心があります。
一般に、丸太の心材部分が黒くなった「黒芯材」や、年輪の中心がずれている「偏芯材」が少ないほか、根曲がりも少なく、年輪幅は一定です。 八溝杉は、伐倒後、枝葉を残したまま3~5ヶ月、山で寝かせます。こうすることにより、葉の蒸散作用によって、材料を傷めずに丸太内部までの含水率を下げることができ、さらに、人工乾燥の際の二酸化炭素排出を防ぐことができるので、エコな乾燥方法と言えます。赤身の渋が抜けて、色合いが均一になり、美しいテーブルを作ることができます。
八溝テーブルは地産地消 「サステナブルな暮らし」に貢献
注文家具などのインテリアを購入する際、どのような材質のものにするかお悩みの方もいらっしゃると思います。 現在、市場で出回っている家具の材はほとんどが輸入材。 勿論、輸入材は計画生産されているものも多いので、安定して供給できているというメリットもあり、そういう意味では価格は安定しています。 しかし、高額であることには変わりはありません。 その点、八溝杉は地元で生産されたものを地元で加工して提供しています。 山が荒れて窮地に立たされている林業にも、そして健全な自然を守るためにも、この材を使うことで、「サステナブルな暮らし」を目指す社会にも貢献できるというメリットもあります。
- お勧めの八溝杉テーブルはこちら
無垢材使用の注文家具のことなら、じざい工房にお任せください。無垢材の質感を活かしたハンドメイド家具を手がけております。テーブルであれば、ダイニングテーブル・コーヒーテーブル・炬燵など、お好きなタイプのテーブルをお作りいたします。材料やデザインなどのご希望も、お気軽にご相談ください。