SUKA 様へ

【さくら材部取り①】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • ネジレによる切削をできるだけ少なくするために、一枚を二枚にカットしての平面取り。

【さくら材部取り②】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • バンドソーで使用可能部分幅の調整。

【さくら材部取り③】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 大まかにこんな感じ

【材料調整】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 手押し鉋と自動鉋でネジレを取る作業。
  • この作業でどのぐらいの厚みを確保できるかが決定します。

【材料調整】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 使えるギリギリまで確保しましたが、幅は最大670mm。
  • 厚みは35mmほど。
  • 最大で700mmとの打ち合わせでしたが、ご了承ください。

【袷せ作業】

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  • 4枚袷せになりますが、杢目と表裏を考えながら袷せます。
  • 裏に反り止め材を蟻加工で入れるため、とりあえず、2枚づつ2セットにしておきます。
  • これからその反り止め材作業になります。

【材料の質】

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  • 材を水で濡らして完成時の材の感じを確認してみます。
  • 数カ所にちょっと気になる材のシミがあります。
    ない方が当然いいのですが、これもこの材の持つ味わいとして受け止めていただければと思います。経年変化でその様子も見えなくなっていくと思いますので、どうか合わせてご了承いただけますでしょうか。

【幕板材、貫板材、脚部材、荒取り】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 脚部の制作です。
  • 50mm厚の別桜材から幕板と貫板材(写真左側)
  • 42mm厚の別桜材から脚部材(写真右側)をとります。

※続く

【幕板材、貫板材】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • かなり余分にカットして材質のいい部分を使います。
    思ったほど量が取れません。
    こういうことは通常なので、材は完成に必要な2~3倍のボリュームが必用になります。

【脚部製作】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 脚部は63mm角材を2枚袷せでつくり、幕板の臍穴を彫った後、テーパーをつけます。
  • バンドソーでカットし、サンダーで仕上げます。

【反り止め用蟻溝①】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 専用の治具を作って、反り止め材幅45mmに合うように何度かに分けて慎重に蟻溝を作ります。

【反り止め用蟻溝②】

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  • この作業が一番気を使うところです。
  • 蟻溝は100/3mm(1mごとに3mm)づつ狭くして、片方がきつく締まるようにします。
  • それによって、材の乾燥による収縮に対応するようになります。

【全ての部材が完成】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • これで全ての部材が揃いました。
  • 明日から、仮り組み→調整→本組み→研磨→塗装→再塗装→完成 という段取りです。
  • 今週末までには何とか完成できそうです。

【反り止め材加工】

じざい工房

  • 天板裏に反り止め材用の蟻加工をします。
  • 2本を交互になるように、逆方向から挿入し、先端部分が100分の1勾配できつくなるようにする微妙な加工です。
  • きつくなる部分はクランプで押し込みます。

【天板全体圧着】

じざい工房

  • 反り止めを入れ終わったところで2枚袷をした2枚の板をあわせて圧着。

【脚部落とし込み臍穴加工】

じざい工房

  • ご要望のあった、脚部上部の天板への落とし込み用ホゾ穴加工。
  • 天板の多少の「動き」が予想されますので、その分のクリアランスをとっています。

【脚部完成】

じざい工房

  • 脚部が完成

【塗装】

じざい工房

  • エコ塗料にてオイルフィニッシュ塗装。
  • 乾燥したところで天板を接合する木駒を取り付け。
    乾燥してからでないと、塗料が固まって材の乾燥などによる「動き」に対応できなくなります。
  • 天板表面は最後の加工となります。
  • 一番目立つところですから、慎重に丁寧に仕上げます。

【完成】

じざい工房

  • 天板表面の加工、塗装も終わり、これで完成です。
  • 使用に耐える部分がサイズギリギリでしたので、多少、色むらのある部分の使用も余儀なくされましたが、全体的なバランスはとてもいいかと思います。

    那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

【追加分】

那須高原 じざい工房 小林康文の素材を活かす家具づくり

  • 加工途中で出た半端材でのシンプルなお盆をご希望でしたが、ギリギリでの材使用であったためにあまり大きな半端材が出ませんでした。
    お盆というほどの大きさではありませんが、30cm×15cmぐらいの小さなトレーを記念に昨日、削り出しで作ってみました。

※これで完成となります。
ありがとうございました。